カトマンズゥから東へ約35km、標高2,100m程にあるナガルコットは、手軽なヒマラヤ山脈のビューポイントとして人気があり、多くのホテルやコテージが点在している。
ネパールでは標高5,000m以下は山ではなく、丘(コット)と呼ぶが、ここからは正面に東西約200kmに渡って雪を頂いた白い山脈や、東にはエベレスト、西にはアンナプルナ山脈も遠望することができる。
ナガルコットから山道を西へ、徒歩で1時間半程下ると、標高約1,500mにナラヤン神を祀った古いチャング・ナラヤン寺院があり、世界遺産に登録されている。
道の途中では村人に出会ったり、カトマンズゥ盆地を見晴らす気持ちの良い風景が広がり、手軽なトレッキング・コースとなっている。