朱家角は上海から西へ車で１時間ほどの、歴史ある水郷の鎮で、古くからの五孔のアーチ型石橋である放生橋があり、大きな船も通ることが出来る。
　また、豚の角煮が名物の外、枝豆を扁平にしたような形で、強火で煮込んで味付けをし、炭火であぶりながら水分を飛ばした薫青豆は特産である。

　上海蟹の産地として有名な陽澄湖は、上海から西に60km、車で１時間あまりの、水深２mにも達しない淡水湖である。
　 上海蟹は淡水に住むモズクガニの一種であるが、中国人は“大闸蟹”（ダーヂャーシエ）と呼んで人気があり、この湖の産は特に味が良いとされている。
　 シーズンの秋から冬にかけては、上海などから多くの人々が、上海蟹グルメツアーに訪れ、現地の受け入れ態勢は万全だ。